みくにまるのブログ

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ニコニコ動画はオワコンなのか? カドカワが第1四半期赤字へ

先月の話ですが

ニコニコ動画のカドカワが第1四半期の決算で赤字に転落したようです。

前年同期が10億円以上の黒字なので一気に転がり落ちましたね。

IT企業は成長も早いですが転落するときもあっという間なので心配になります。

カドカワが8月10日発表した2017年4~6月期(2018年3月期第1四半期)の連結決算は、最終損益が2300万円の赤字に転落した(前年同期は10億5900万円の黒字)。ニコニコ動画の有料会員数が236万人に減少し、Webサービス事業は営業赤字だった。

有料会員数が減った

ニコニコ動画は有料会員の会費によって主に利益を出しているのですが

この収入源となる有料会員が減少しているようなのです。

一体何故減少しているのでしょうか。

有料会員のメリット

ニコニコ動画で有料会員になると様々なメリットがあります。

  • 時報OFF
  • 読み込み速度の低下防止
  • 追い出しの回避
  • 放送終了した放送も後から見られる

主なメリットこれでしょう。

一つ一つ説明していきます

時報OFF

ニコニコ動画を閲覧していると

特定の時間帯で「時報」と呼ばれる割込み放送が入ります。

有料会員になるとこの放送をカットできるというもの。

時報で無料会員を不快にさせる事で相対的に有料会員を快適と思わせているだけに思えます。

他の動画なら無料で見ても時報なんて入らないですし。

じゃあ何で見るの?

ニコニコ動画は以前は一部の層から熱狂的な人気があったため

投稿される動画がニコニコ動画でしか見られないというケースが多々ありました。

ニコニコ動画のビジネスモデルは

あくまで投稿者の囲い込みを前提としたものになってます。

当然、投稿者側がYouTube等に流れれば単に不便な動画サイトでしかなくなる訳です。

コメント機能も目新しさがなくなる

昔は斬新だった動画の画面に直接コメントする機能ですが

今ではfc2動画なども採用しているので目新しいはなくなりました。

スマホの普及でコメントなんて見てられない

今は動画もスマートフォンで見る時代です。

スマホの画面で小さなコメントが流れたところで読むのは困難です。

読めないコメントが流れてきても動画自体が見にくくなるだけなので

スマホユーザーには恩恵は小さくなった訳です。

速度の低下防止、追い出しの回避、終了放送の閲覧権

これも同じですね。

コンテンツを独占して初めて成立する利点です。

他の動画サイトで同じ動画を閲覧できる場合にはメリットになりません。

結論=有料会員は金の無駄

以上の理由から閲覧側からすると

ニコニコ動画の有料会員になるメリットはなくなりました。

コンテンツの独占も困難に

ニコ生はスポーツや将棋の放送でほぼ独占的にネット中継を行っていましたが

最近はAbemaTVの出現によりその独占も崩れています。

将棋に関して

将棋とニコ生の関係は結構長く

第一期の電王戦はTVでもニュースになるなど大々的に盛り上がりました。

そこから人類VSAIなんかで引き延ばしてはいましたが

結局将棋ファンは普通の対人の将棋が好きなので徐々に注目度は落ちています。

となると棋戦中継が視聴者獲得のためのコンテンツとなるのですが

AbemaTVの出現によって将棋ファンも向こうに流れてします。

他所のコンテンツを独占できる時代は終わった

YouTubeの中継品質向上やAbemaTVの出現

アングラ系ではfc2といった様々な選択肢が現れた事で

ニコニコ動画は(一部の)コンテンツの唯一の発信場所という地位を失いました。

それではニコニコ動画は終わってしまうのでしょうか?

唯一生き残るとしたら当たり前ではありますがこの道しかないでしょう。

正攻法でしか稼げない時代に突入

ズバリ、見る側、発信する側ともに快適な動画サイトになる事です。

・・・当たり前ですね。

そう、この当たり前の方法しか生き残る道はないんです。

ニコニコ動画が過去に取り組んできた

奇をてらう戦略ではもう勝てないという事ですね。

過去も奇をてらって発展していたというよりは

コンテンツを囲い込めた事が勝因だったでしようし。

もう奇をてらって話題になっても人は戻ってきません

 

今後は視聴者・発信者に快適な環境を作るという正攻法で再び発展する事を期待しています。

(将棋ファンとしては叡王戦も続いて欲しいですし)