羽生善治王座が防衛失敗、保持タイトルは棋聖のみへ、中村太地挑戦者は王座奪取に成功
10月11日に行われた王座戦第四局で
挑戦者の中村太地六段が勝利し、新王座に。
これにより羽生善治王座は保持するタイトルが棋聖のみとなった。
AIの活用で躍進した挑戦者、一方活用方法を模索していた羽生王座
新王座になった中村太地挑戦者は
最近になり将棋ソフトを活用する事で棋力を伸ばしたとのこと
中村太地新王座誕生!観戦記によると最近AIを用いた研究を始めてから一段と強くなったそうで今後も更なる高みが期待できそう。以前、将棋の森の指導対局の後に机と椅子の配置を戻すのを凄い手伝って下さったのが印象的で評判通りの好青年の方でした。
— Mysta『千里の棋譜』完結! (@dollq) 2017年10月11日
その一方で羽生善治王座はコンピュータの活用に関しては
模索状態だったとのこと。
>羽生 私は日常的にはほとんど使っていないんです。正直なことを言えば、コンピュータをどう活用していけばいいのか、どこまで取り入れればいいのかは、まだまったく見えていません。https://t.co/7HMkAqcBEM https://t.co/7HMkAqcBEM
— suimon (@floodgate_fan) 2017年10月11日
もちろん勝負の世界、どこまで真実を話しているかは分からないが・・・
棋王戦も若手が勝ち上がる
菅井新王位、中村新王座と将棋界の世代交代が進んでいるが
棋王戦の方も若手棋士の挑戦の可能性が高まっている。
どこまでが若手棋士なのかは意見が分かれるが
新人王戦で基準に使われる26歳以下を若手棋士とすると
現在勝ち残っている7人のうち過半数の4人が若手棋士となっている。
世代交代の波はまだまだ落ち着きそうにない。