藤井聡太四段が叡王戦の四段戦に優勝で決勝トーナメント進出!!
10月9日に行われた叡王戦、四段戦のトーナメントで
藤井聡太四段が優勝、決勝トーナメント進出を決めた。
大熱戦でしたね。
準決勝の佐々木大地戦は自玉に詰みが見える状況からの大逆転勝利。
決勝の杉本四段戦も
終盤まで多くの頓死筋がある危険な状況をかいくぐりました。
最後は読み切って攻めに転じる
一番驚いたのは最終盤
一見藤井四段の玉が非常に危険な状況で
守りを放棄して角打ちで敵玉に迫った局面。
かなり危ない手に見えましたが
藤井聡太四段の受けに対する自信が見て取れました。
この手に気圧されたのか、杉本四段は持ち駒を守備に投入。
一度駒を使わせてから受ける事で
僅か3手で攻防共に状況を良くしてしまった。
その後は解説陣も予想しなかった角切りから
一気に杉本四段の囲いを崩しに行く。
ほどなくして杉本四段は投了。
藤井聡太四段が四段の頂点に立った。
決勝トーナメントでは天彦叡王や渡辺竜王が待ち構える
現時点での藤井聡太四段以外の決勝トーナメント進出者は
佐藤天彦叡王、佐藤康光九段、丸山忠久九段、渡辺明竜王、小林裕士七段の五人(関連記事はこちら)
これらの強豪棋士と藤井四段が対局をすることになる。